恋におぼれて（Addicted to love)メグ・ライアン、アメリカの映画
1997年のアメリカのラブ・コメディ映画です。
可憐、スレンダー、ボーイッシュでクールな表情がとても魅力的なメグ・ライアン、若いマシュー・ブローデリックが主演です。
メグ・ライアンはショートヘアが本当に似合いますねー。
加えて映画の中での彼女の衣装も必見です。
ノースリーブのトップス、スキニーパンツ、ブーツのの組み合わせがよく似合う。
メグ・ライアンのスレンダーな体型を魅力的に見せてくれています。
もう一人力説したいのがケリー・プレストンです。
今でもきれいなのですが、このころは特に透明感のある美しさでとても魅力的です。
「恋におぼれて（Addicted to love)」あらすじ
サムは天文学者。
若いのに天才的に手腕を発揮して、職場でも頼られています。
星をよく観察できるのんびりした町で、リンダという美しい恋人と幸せでした。
サムの楽しみは天文台の望遠鏡からリンダをのぞくこと。
太陽の下で教え子たちとのびのびと過ごすリンダはキラキラと輝いています。
しかしキャリアアップのため、ニューヨークで2か月滞在すると言い出します。
リンダ「私にここにいてほしいなら、そう言ってよ。」
サム「Stay.（ここにいて。）」
次の瞬間、リンダが飛行機の窓から覗き込んでいる姿が笑えます。
離れていても心が通じ合っていると信じていたサム。
彼女が帰ってくるはずのその日に届いたリンダの手紙には「もう帰らない」と書かれていました。
突然の別れの知らせを受け入れることのできないサムは、ニューヨークまで出かけて原因を探りに出かけます。
そこで発見したのは、リンダが新しい恋人と一緒に新しい生活を送っていたことです。
サムは自分の町へは戻らずに、向かいの空き家を借りて彼女の監視を始めます。
こんなときに役に立ったのがサムの天文学者としての手腕です。
リンダのアパートを覗き見するための器具をさっさと設計して組み立ててしまいます。
でも、これってはっきり言って「ストーカー行為」ですよね。
この映画が出た97年の頃には「ストーカー」という概念がさほど定着していなかったのかもしれませんが・・・。
そこでやっと登場するのがマギー（メグ・ライアン）です。
彼女はリンダのアパートの前をバイクに乗ってうろうろしていた怪しい人物でした。
マギーは、荒々しく空き家だったサムの滞在先に転がり込んできます。
マギーはリンダの同棲相手のアントンの元婚約者でした。
リンダを取り返したいサム、アントンを取り返したいマギー。
こうなると話は早いものです。
二人で協力してリンダとアントンの中を邪魔することにしました。
監視するだけでなく、盗聴器を仕掛けたり、アントンのクレジットカードを盗んだり、イチゴアレルギーのアントンの枕にイチゴを仕掛けたりと、昨今では犯罪になるようなことをどんどんする二人。
リラックスした自然の中で教師をしていたリンダだったのに、ニューヨークのフェンスに囲まれた学校で教えていたり、夜の営みでは動物的な声をあげたりと、サムが持っていたイメージとは違うことを悟ります。
同じように、マギーも彼女の知らなかったアントンを目の当たりにし、そしてアントンの気持ちの移り変わりを理解します。
とにかく、若かりし頃のメグ・ライアンはとてもチャーミング。
どの瞬間も見ていて飽きることがありません。
シティ・オブ・エンジェルのような真面目な映画もいいですが、メグ・ライアンはラブ・コメディで光り輝きますねー。
ケリー・プレストン（ジョン・トラボルタの奥さんです）も美しいです。
私が観たのは海外版のDVDです。
英語のリスニングがしたくて、インターネットが出始めた98年頃、アメリカのアマゾンからDVDを何枚か購入しました。
リージョン1でしたが、当時は「DELL」のラップトップを使っていたので視聴することができました。
初めて「恋におぼれて」を観たときは「なかなかエキサイティングなラブ・コメディ」だと思いましたが、2016年にもう一度観返してみると、違った見方ができるものですね。
最近はメグ・ライアンの顔が少々変わってしまい、あのボーイッシュな笑顔が見れないのはちょっと残念です。