クランフォード(Cranford)

2018年11月16日

1800年代のイギリスの女性作家、エリザベス・ギャスケルによる原作。
彼女は、シャーロット・ブロンテ、チャールズ・ディケンズ、ジョージ・エリオットといった著名な作家たちと交流がありました。

息子の死をきっかけに書き始めた小説がヒットして、いくつもの名作を残しています。

 
よく知られてる作品には

「クランフォード(Cranford)」
「北と南(North and South)」
「妻たちと娘たち(Wives and Daughters)」

といったものがあります。

上記の3作品はイギリスBBCがドラマにしており、どれもおすすめです。
その中でも特におすすめなのが「クランフォード」です。

コスチュームや背景が素晴らしいだけでなく、有名な俳優が揃っていて、ギャスケルの他の短編作品である、

「ラドロウ卿婦人(My Lady Ludlow)」
「ハリソン氏の告白(Mr. Harrison’s Confessions)」
「モーランドのコテージ(The Moorland Cottage)」

が追加されており、見ごたえがあります。

出演は、ジュディ・ディンチ、アイリーン・アトキンス、イメルダ・スタウントン、マイケル・ガンボン、サイモン・ウッドといった俳優陣。

コスチュームドラマがお好きな方にはもちろんお勧めなのですが、ストーリーもとても面白いくて心が温まります。
ユーモアも各所にちりばめられているし、登場人物全員がとても素敵で愛らしいです。

ヴィクトリア時代の、
さまざまな階級の人びとの喜怒哀楽やプライド、
新しい文化(鉄道、最新医療、ファッション、食べ物など)に対する動揺や受け入れ方、
新しいものを好奇心と勇気をもって試す人たち、
これまでのしきたりを捨て切れない人たち、
貧しくても勉学のチャンスを与えられるべきだと主張する人たち、
貧しくても心豊かな人たち、富んでいても孤独な人・・・。

こんな小さな町なのに、それぞれのキャラクターを個性的に描いてしまうギャスケルは秀逸だと思います。

そんなクランフォードのあらすじと感想をご紹介します。

「クランフォード第1話」のあらすじと感想はこちら

 
私が観たのは海外版です。

「クランフォード」は、字幕を表示すれば英語音声でも難易度は高くないと思います。
クランフォード (岩波文庫)」のような原作をあらかじめ読んでおくとより分かりやすいと思います。

またイギリスのドラマのDVDセットはイギリスのアマゾンの方が日本のアマゾンよりも格安になることが多いです。

イギリスアマゾンで購入できる「クランフォード」はクリスマス・スペシャル版も含まれているのに8ポンドぐらいしかしないのでおすすめです!

クランフォード シーズン1 [DVD]
クランフォード シーズン2 [DVD]

Cranford Collection(イギリスのアマゾン)