「Demolition」ジェイク・ギレンホールファンなら要チェック!

2018年11月12日

国際線の中で観た映画です。

おしゃれ高級なキッチンユニットだってお構いなしてどんどん壊していくジェイク・ギレンホールの姿がとても印象的です。
変わり者なのか、精神の病気を患っていたのか、それとも彼の心の中の変化の一過程を見せられていたのでしょうか・・・・。

ジェイク・ギレンホールだからこそしっくりきた役だと感じました。

 

「Demolition」の感想とあらすじ

デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、妻の父が経営する投資会社で投資銀行家でした。
なかなかの手腕ぶりだったので、彼の将来は約束されていました。

でも、典型的な仕事に没頭する男性だったのか、心はいつも仕事のことばかり。
彼に愛情をよせて一生懸命尽くしてくれている奥さんの話も上の空で聞く始末でした。

ある夕方の車の中、妻から話しかけられたディヴィスはいつもの調子で上の空でした。
ところが車は交通事故に巻き込まれてしまい、彼だけが生き残ってしまいます。

病院で意気消沈するディヴィス。

心を紛らわそうとしたのか、そこにあった自動販売機でお菓子を買おうと小銭を投入しても肝心の商品が出てきません。
イライラした彼は、帰宅して、自動販売機の会社に苦情の手紙を書き始めます。
商品が出てこなかったいきさつに加えて、自分の身の上に降りかかった不幸なエピソードを長々と書き足しました。

そんな苦情と愚痴の入り混じった手紙を受け取ってしまったカスタマーサービスのカレンは、心が動かされ、夜中の2時にディヴィスにお詫びの電話をしてきます。

親身なカレンと、話を聞いてもらいたいディヴィスは、ちょっとした文通のようなことが始まり、やがて二人はそれぞれが抱えている心の負担について打ち明ける仲になります。

カレンは、自動販売機会社の上司であり、恋人であったカール、そして15歳の息子と一緒に住んでいました。
カレンはディヴィスのことを、友人として迎え入れますが、カールはそれが気に入らない。

一方、反抗期の15歳のクリスはディヴィスと友達としてお互いの距離を縮めていきます。

ある日、ディヴィスが亡き妻の墓を訪れると、そこに一人の男性が。
てっきり妻の不倫相手と思いきや、実はその人は・・・。。

アップダウンのあるストーリーではありませんが、いろんな人たちが関わりあって、癒されて、解決して・・・のように進みます。
ハリウッドのお決まりのエンディングを期待すると拍子抜けしちゃうかも。
でも、人の人生なんてそれぞれあるのだから、これでいいんだと思わされた映画でした。

国際線の雑音の中で揺られながらでも、十分に理解できたのでそんなに難しい英語ではないです。
DVDなら字幕表示するとより分かるかと思います。

ジェイク・ギレンホールファンなら観てほしい作品です。

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パッケージのジェイク・ギレンホールはちょっとワイルドな風貌ですが、映画の中ではそうでもないです笑。