イギリスで日本の書籍を購入する方法

2018年11月12日

別の記事で日本書籍を中古でも購入したい場合、

eBayで「Japanese Book」

と検索すると、日本語の中古本を見つけることがあると紹介しましたが、毎回掘り出し物に出会えるわけではありません。

新書だったら「アマゾン」や「honto(旧ビーケーワン)」でさっさと購入してイギリスまで発送した方が早いです。

でも、子供用にコミックのセットを購入する場合は中古本でも構わない場合が多いですよね?
そんな場合の購入方法をご紹介します。

 

イギリスで日本の書籍を購入する方法

イギリスで日本の書籍を購入する方法で格安なのが、

「海外転送サービス」

を利用することです。これは、

1. アマゾンやブックオフオンラインで中古本を購入し
2. 「海外転送業者」を使ってイギリスまで発送

という手順です。

 

海外転送サービスを利用した中古本の購入の仕方

1. 「海外転送業者」と契約をします。

ほとんどの転送業者では登録は「無料」です。
とりあえず登録してみて雰囲気の良いところを選んでみるといいと思います。

(「海外転送サービス」と検索するとたくさん出てきます)

 

2. 「ブックオフオンライン」や「アマゾン」などで書籍を購入します。
発送先は、先ほど契約した「海外転送サービス」から連絡のあった住所を指定します。

 

3. 転送業者があなたの荷物を受け取ると、あなたにメールで連絡してきます。
そうしたらどのような配送方法で(SALとかEMSとか)発送するのか指示を出して料金を払います。

 

ほとんどの転送業者では、あなたの荷物を一度開封します。

「えっ開封するの?」

と思われるかもしれませんが、開封して海外発送料金を節約するために小さい荷物にまとめてくれたり、きちんと荷物が届いているかどうかチェックしてくれたりするためです。

 

海外転送サービスのいろいろ

私は、2005年ぐらいから海外発送サービスを利用しています。
4~5つのサービスを使ってみましたが、どれも一長一短だなぁといった印象です。

それぞれの特徴を紹介します。

 

1番最初に使ったサービス

定額の手数料を予め入金しておくシステムでした。
海外発送サービスが出始めのころだったので、手慣れていない部分があり、間違いが結構ありました。

また、開封して荷物を作り直すという作業はしてくれませんでした。
だから、重いカタログや無駄なダンボールの送料まで支払う羽目に。

さらに、退会するとき、入金した金額は返金されないポリシーでした。

 

2番目に利用したサービス

配送方法は「EMS」のみでした。

単純なシステムだったので理解しやすかったのですが、荷物や手紙が届いたら自動的に転送されてしまうのが難点でした。

普段は捨ててしまうようなダイレクトメールまで転送してきて、その上、高い送料をカードから引き落とされたので驚きました。

 

3番目に利用したサービス

3番目に利用したサービスは、かなり細かいところまでチェックされるシステムでした。

本人確認書類と、配送先の住所を証明する書類の提示を求められ。
さらに、転送したい荷物のすべてをあらかじめ連絡しておかないといけないルールでした。

荷物の紛失の心配がなくてよかったのですが、子供のコミックを40冊購入した時はかなり面倒でした。

 

現在使っているサービス

現在は、「御用聞キ屋」さんという業者を使っています。
このサービスは、EMSだけでなくSAL便や船便を選ぶことができるので利用しています。

でも、過去に間違いが数件あったので、利用の際は注意を払っています。

数年前、子供のコミックを転送したのですが、ブックオフからの冊数が間違っていたことがありました。
業者さんでは、梱包されていた請求書の冊数をそのまま転記しただけで、実際の冊数を確認せずに箱詰めしたようです。

そのため、イギリスまで転送されてきて初めて冊数が足りないことに気がつきました。
(これは業者さんの方で対処してもらいました)

もう一つは、20冊ほどの書籍の転送指示を出したときです。
こちらが指示した配送方法では梱包しきれなかったらしく、半分だけしか転送してもらえませんでした。

発送の際には特に何の連絡もいただけませんでした。
だから、イギリスに荷物が到着して半分しかないことに気がつくわけです。

そのため「どういうことなのか?」と質問をしましたが「そういうシステムなので」としか答えてもらえず。

とりあえずは、原因不明の紛失や破損といったことはないし、他に気に入ったところがないので利用していますが。

 

おわりに

海外転送サービスは、便利だと思います。
海外に移住する人も増えているようだし、これから新しくてより良いサービスがどんどん出てきてほしいです。