2023年イギリス(英国・UK)の祝日、サマータイム(夏時間)はいつ?
イギリス国内の祝日は「バンクホリデー」と呼ばれ、日本の祝日に相当します。
「バンク(Bank)」と聞いたら、最初に思い浮かぶのが「銀行」ではないでしょうか?
その意味の通り、これらの日にはイギリス国内の銀行が休業します。
元々は銀行家であり政治家でもあったジョン・ラボック卿が起草した1871年のバンクホリデー法により導入されました。
そのため、これらの日は金融取引がストップします。
イギリス・ウェールズ、スコットランド・北アイルランドの祝日
2023年は「チャールズ国王の戴冠式」を記念する祝日があります。
1月2日 | 月 | 元日の振替: New Year’s Day (substitute day) | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
1月3日 | 火 | 新年の休日: Hogmanay (substitute day) | スコットランド |
3月17日 | 金 | 聖パトリックの日 (聖パトリック:北アイルランドの守護聖人): St Patrick’s Day | 北アイルランド |
4月7日 | 金 | グッドフライデー (復活祭2日前): Good Friday | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
4月9日 | 日 | イースターサンデー (復活祭): Easter Sunday | ちなみに4月8日(土)は普通の日 |
4月10日 | 月 | イースターマンデー (復活祭翌日): Easter Monday | イングランド ウェールズ 北アイルランド 除スコットランド |
5月1日 | 月 | アーリー・メイ・バンクホリデー (メーデー:5月第1月曜日): Early May bank holiday | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
5月8日 | 月 | チャールズ3世戴冠式(2023年のみ): Bank holiday for the coronation of King Charles III | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
5月29日 | 月 | スプリング・バンク・ホリデー (5月、最終月曜日): Spring bank holiday | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
6月2日 | 水 | オレンジマンの日 (ボイン川の戦い記念日) Battle of the Boyne (Orangemen’s Day) | 北アイルランド |
8月7日 | 月 | サマー・バンク・ホリデー (8月、第1月曜日): Summer bank holiday | スコットランド |
8月28日 | 月 | サマー・バンク・ホリデー (8月最終月曜日): Summer bank holiday | イングランド ウェールズ 北アイルランド |
11月30日 | 木 | 聖アンドリューの日: St Andrew’s Day | スコットランド |
12月25日 | 月 | クリスマス: Christmas Day | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
12月26日 | 火 | ボクシングデー (クリスマスの翌日): Boxing Day | イングランド ウェールズ 北アイルランド スコットランド |
2023年のイギリス・サマータイム 2023
サマータイム(夏時間)により、自然光の時間帯と人間の活動パターンを一致させ、夏季の夕方に日照時間を確保することができる習慣です。
3月26日 |
英国夏時間(BST:British Summer Time) (デイライト・セービング・タイム:Daylight Saving Timeと呼ばれることも) 3月最終日曜日の午前1時に時計が1時間進む |
10月29日 |
グリニッジ標準時(GMT) 10月最終日曜日の午前2時に時計が1時間戻る |
夏時間(Daylight Saving Time)
夏時間は、自然光の時間帯と人間の活動パターンを一致させ、これにより日照時間を確保することができるので、文化的かつ実用的な習慣だと思います。
スマホやラップトップのようなインターネットに繋がっているデバイスは自動的に時間が調整されますが、家の中の時計は自分で面倒を見ないといけません。
多くの人は、たいてい寝る前に、3月なら時計を1時間進め、10月は元に戻します。
人によっては、時計を調整した翌日は1時間の時差があるような気分になるかもしれません。
私がイギリスに住み始めた頃は、時計の調整だけでなく、夏には夜の10時ぐらいまで外が明るいことなど、色々と面白いと感じました。
今は誰でもスマホを持っているので、いつでも正しい時間を確認できます。
昔のアナログ時代の頃は、時計を調整するのを忘れる人が中にはいただろうと簡単に想像できます。