ローズマリー&タイム(Rosemary & Thyme)イギリスのドラマ
毎回のミステリーも楽しめるのですが、イギリスやヨーロッパの美しい庭園、ガーデニング、植物を楽しむことができるのがこのドラマの醍醐味です。
「ガーデニングするたびに事件に巻き込まれているよね?」
などという野暮な質問はしてはいけません笑。
まあ、ガーデニングをしているだけなのに、あの殺人事件の発生率は確かに高いですが・・・笑。
ガーデニングが趣味の方、英国やヨーロッパの庭園が好きな方、ミステリーが好きな方、英語リスニングをしたい方におすすめです。
ドラマ「ローズマリー&タイム」 あらすじ
元婦人警官だったローラ・タイム(パム・フェリス:Pam Ferris)は、夫を若い女に取られてしまい、家を出ることになりました。
長年信じてきた夫にも未練はあったのですが、彼女の本当の心残りは、愛してやまなかった美しい庭でした。
後ろ髪を引かれる思いで、これまで愛情を注いで面倒を見てきた庭を手放さなければならないのです。
あまりの悔しさに、石を拾って窓めがけて投げつけるローラ。
素敵です。かっこいいです。ついていきたい笑。
しばらくの間、ローラはB&B(ベッド&ブレックファースト)に滞在することにしました。
そこで出会ったのは、教職を追われたばかりのローズマリー・ボクサー(フェリシティ・ケンドール:Felicity Kendal)でした。
植物病理学者のローズマリーとローラが会話をするうちに、お互いガーデニング好きであることが判明します。
そこから二人は「ガーデナー(庭師)」として、仕事上のパートナーとなります。
「木が病気になってしまったみたいだ」
「庭を昔のように戻したい」
「学校の校庭の芝生の様子が・・・」
といった依頼を次々を受けていくのですが、ミステリードラマなので、行く先々で事件が起こります。
植物病理学者のローラの知識と、元警察官のローラが手腕を発揮してあらゆる問題を解決をしていきます。
ローズマリーとローラのガールズパワーもとても楽しく、観ていて飽きません。
緑がふんだんに映し出されるからというのもあるかもしれませんが、ドラマを観終わった後にはいつも元気をもらいます。
イギリス国内のガーデンだけではなく、二人はフランス、ポルトガル、スペインといったヨーロッパへに旅行をしたり、依頼を受けて出かけています。
70年代のイギリスのシットコム「The Good Life」のフェリシティ・ケンドールがとてもチャーミングなので大ファンです。
最近のフェリシティを見てみたいと思い「ローズマリー&タイム」を観てみました。
フェリシティ・ケンドールは、素敵に年をとっているので嬉しいです。
それと、相方のパム・フェリス(Pam Ferris)も大好きな女優さんです。
彼女は「Matilda」ではがらっと雰囲気が変わり、なんと暴力的な校長を演じています。
演技の幅がとても広い多才な女優さんです。
私が観ているDVDはイギリス版です。
イギリスのアマゾンではドラマがセットになると格安になることが多いです。
「英語を聞きたい」とか「英語字幕が欲しい」という場合ならイギリスのアマゾンから購入してしまった方がお得です。
サスペンスなので、話が込み入ってくる段階で英語字幕を表示させたりしています。
字幕を表示させれば英語の早読みの練習にもなるのでおすすめです。
Rosemary and Thyme Complete(イギリスのアマゾン)
また、オープニングのテーマはイギリスでは有名なJohn Williamsというギタリストが演奏しています。
「スカボローフェア」をオマージュした切ないメロディが、そこに映し出されている植物と絶妙にマッチしています。