不快な抜歯。イギリスで入手できる消毒薬って?
イギリスに来て2回目の抜歯をしました。
毎年2回、歯医者のチェックアップ(定期診断)を受けています。
それなのに、10年前に日本で治療した銀歯の奥で虫歯が進行していたようです。
抜いてしまったものは仕方ないのですが、抜歯をした後に役に立った消毒薬(うがい薬)がありました。
イギリスでの抜歯
イギリスで子供二人を出産してから、歯が弱くなったなとは感じていました。
カルシウムを積極的にとったり、食べた後にはすぐに歯を磨いたりしていたのですが、2回目の抜歯となると、ちょっとショックです。
いずれにしても、抜いてしまったものはどうしようもありません。
最初の抜歯は回復するのに1週間程度を要しただけでした。
痛みも全然なかったし、歯医者から指導のあった通り、塩水で適当にうがいをしておきました。
でも、今回は治るのに時間がかかりましたー。
歯がなかなか抜けなかったので歯茎を切られたということもあります。
2日ぐらいすると、歯茎から苦い不快な液体が出てくるし、
3日目たっても「ジンジン」と脈を打つような痛みが抜けませんでした。
いつもながら「塩水でうがいをするように」と言われましたが、塩水では口の中の不快感がまったく改善されませんでした。
そのため、気になって1時間おきにうがいをする始末。
ネットで調べてみると、
「あまりうがいをしすぎると『ドライソケット』という症状になることもあるので注意」
なんて書かれているじゃありませんか・・・。
「ドライソケット」とは・・・
抜歯をすると、歯茎からの出血で傷口が自然にふさがるが通常。
でも、うがいのし過ぎといったことで、歯?骨?がむき出しになっている状態を「ドライソケット」と呼ぶそうです。
そのため、ドライソケットになってしまったらまた歯医者に行って、傷口をふさぐために歯茎を新たに出血させなくてはいけないそうです。
また歯医者に行くもの面倒ですよね・・・。
イギリスで入手できるうがい薬
日本の情報では「『イソジン』」で消毒すると良い」とのこと。
冬の乾燥する時期によくお世話になった「イソジン」です。
懐かしい~!
でも、イギリスに「イソジン」はありません・・・。
「イソジン」は「うがい薬」です。
だから、のどが痛くなったときに私がよく使う「がい薬」を試してみました。
それは「TCP」という消毒薬です。
(スーパーや薬局で購入できます)
通常は傷口につけたりするものなのですが、説明書には薄めればうがい薬としても使えると書かれています。
TCPは正露丸の味に似ています。
(うちの主人は「おばあちゃんの臭い」と言いますが笑)
1. 薄めたTCPを口に含みます。
(「ブクブク」勢いよくすすぎません)
2. 抜歯した側が下になるように顔を傾けます。
患部が消毒されるよう20~30秒ほど顔を揺らします。
するとどうでしょう。
あの不快感が、激減しました。
私には塩水は弱すぎたようです。
まれにいらっしゃいますよね、正露丸の味が苦手で飲めないという人。
もし、あなたが正露丸の味が大丈夫という人なら、のどが痛くなったときにトライしてみてくださいね。
もちろん、抜歯した時にもおすすめです。
(抜歯をするなんてことは稀でしょうが・・・。)