イギリスの電力会社「EDF」文句を言うの疲れました

2018年11月12日

「EDFは「顧客の時間」と、「スタッフの努力」を無駄にしていませんか?!」

そう苦情を言わざるを得ない状況になりました。

もうイギリスで文句をいうのに疲れました・・・・。

 

イギリスで引っ越したらまずすること

先月、引っ越しをしました。

引越したら、まずしなくてはいけないことがいくつかあります。
その1つに、

・「電気」・「ガス」のメーターの数字を確認して、電力会社に連絡する。

というものがあります。

「引越日にはこの数字でした。その数字以降が私の使用量です。」

ということになります。
これをちゃんとしておかないと、後々面倒なことになるおそれがあります。

例えば、前に住んでいた人がきちんと連絡をしていなかったため、後日、法外な電気・ガス使用量を請求されてびっくりしたり・・・。

 

我が家は何回か引越しをしています。
その度に「British Gas」を使ってきました。

10年以上使ってきたし使い勝手もいいので、今回も「British Gas」を使うつもりでいました。
でも、前の住人は「EDF」という電力会社を使っていたようです。

引っ越したらとりあえず、前の住人が使っていた電力・ガス会社を引き継ぐところからスタートするのが一般的です。

アカウントが落ち着いたら、他の会社に移行したければそれは自由です。

そのため、我が家もまずEDFに登録するところから始めなくてはいけませんでした。
そして「British Gas」に変えるつもりでした。

 

電飾会社「EDF」の見積もり

とにかく、私は「EDF」でアカウントを開けました。
しかしながら、EDFのサービスといったら、酷すぎて嫌な予感がしました。

 

・サイトから問い合わせれば「24時間以内に連絡します」と言うくせに、返信はいつも10日後。

・電話にはなかなか出ない。10分ぐらい音楽を聞かされるのは毎度のこと。

・やっと電話がつながって事情を説明すると、カスタマーサービスは
「もう大丈夫だから。心配ありません。」
と明るく回答するくせに、実際、まったく大丈夫ではなかったので、また電話する羽目に。

・「アカウントを開けました!Welcome!」
なんて連絡があったけれど、ログイン情報もどこにも記載なし。
「私のアカウント番号を教えて欲しい」
と、お願いしたら、後日、同じウェルカムパックが立て続けに何通も送られてきた。

恐らく、EDFの中で「これは私の仕事」「これはあなたの仕事」的に仕事をしているんでしょうね。
でも、ここら辺はもういいんです。

問題は、私の電気のメーターでした。

電話連絡したときに、引越し日に控えておいた電気・ガスのメーターの数字を伝えたのですが、それが反映されていませんでした。

そればかりか、やっとログインできたアカウントを確認すると、既に、EDFによる見積もりが入力されていました。

びっくりしたことに、それは「桁違い」でした。

私のミータでは「4桁」

EDFの見積もりは「3桁」

桁が違いすぎます。
この差額を払えというのでしょうか(笑)?

 

もちろん私は、
「間違っているので直してください」

と、また連絡をすることに。

 

そして、EDFから10日後に電話連絡がありました。
メールでも説明しておいたのにもかかわらず、担当者はそれを読んでいないようだったので、また事情説明をしました。
念のため、撮っておいたミーターの写真も送りました。

そしてやっと電気のミーターを修正してもらいました。

ここまでの作業に3週間近くかかりました。
これだけでもイライラさせられます。

 

そして翌月・・・。
落ち着くまでは、毎月確認した方が良いと感じました。
そのため、翌月もミーターの数字を手入力しようとアカウントにログインしました。

そうしたら、またもや「EDFの見積もりが間違って入力されていた」のです。

 

前の住人が悪いのか?EDFが悪いのか?

EDFの見積もりは、今度はちゃんと「4桁」で入力されていました。
でも「7000ユニットぐらい」少ないのです。

使ってもいないのに、その差額は私が払わないといけないことになります。

これには本当に参りました。

・また最初から説明しなければいけない
・EDFの数字の根拠が全くもって不明

でした。こんどは怒りの口調を交えて、

「勝手に顧客のアカウントの数字を操作するな!」
「せっかく客が連絡して、スタッフが数字を修正したのに!
EDFは『顧客の時間』と『スタッフの努力』を無駄にしている!」

という怒りのメールを送りました。
ミーターの写真も同封しました。

先日対応してくれたスタッフの名前も記しました。
さらに「EDF」とのやりとりを時系列で書いて提出しました。

加えて、Direct Debit(ダイレクトデビット:イギリスの引落)を解約したことも伝えておきました。

EDFの勝手な見積もり金額を、私の銀行口座から引き落されては困りますから。

 

この問題の原因は、おそらく、前の住人が別の電力会社からEDFに移行して、そのときのメーターの確認も連絡も適切に行われていなかったからだと想像しています。
なぜなら、前の住人宛ての手紙が何通がここに残っており、その中にEDFと他の電力会社の手紙があったからです。

それに加えて、EDFは、メーターを読む人を派遣しないことにも問題があると思います。
予算の都合だかなんだか知りませんが、第三者が確認することによって、数字の透明性が保つことができます。
お金に関係することなのだから、もう少し気を使うべきですよね。

British Gasだと、自分のアカウントにログインすれば、クリック1つでメーターを読む人を派遣してくれます。

新規顧客を集めるための広告に力を入れるより、こういったメンテナンスにお金を使うべきです。

 

おわりに

その間、私のEDFアカウントで確認できる支払い残高は「0ポンド」でしたが、なぜか笑

「85.42ポンドのエネルギー料が未払いです。」

という請求書も届きました。

何が起こっているか、すべて記録をとっています。
こんな根拠のない請求書も証拠として取っておくことにして、支払いは無視することにしました。