風呂の入り方?シャワーの使い方?
「えっそうなんですか」
って言われたので記してみようと思います。
イギリスでの風呂の入り方、シャワーの使い方を。
海外旅行によく出かけていたからかもしれませんが、個人的には当たり前のことだと思っていました。
でも、先日、日本から来た家族とそんな話になって、実は当たり前ではないことに気づきました。
海外での(日本のホテルでもたまに見かけますが)浴室には、浴槽、シャワー、シャワーカーテンが一緒に設置してあることが多いです。
(Image by 5460160 from Pixabay)
イギリスでの風呂の入り方、シャワーの使い方
「イギリスが特に」というわけではなく、海外の浴室はこんな感じが多いです。
まず、浴槽、シャワー、シャワーカーテンがあります。
(たまにシャワーブースが別にある場合もあります)
こんな場合には、浴槽の外で体を洗ってはいけません笑。
排水溝は浴槽の中にしかありません。
なので、浴槽の中でシャワーを使って体を洗います。
前後しますが、シャワーを使う前に、シャワーカーテンを浴槽の中に入れます。
入れた状態でカーテンを閉めます。
こうすることで、シャワーのお湯が浴槽の外に流れるのを防ぎます。
お湯が隙間から漏れそうだったら、カーテンにシャンプーのボトルなどを重しとして置いて、隙間をびっちりふさいでおくと安心です。
シャワーだけで済ます場合は、もうそれだけです。
お風呂に入りたい場合は、シャワーの後にお湯をためるか、もしくはシャワーを飛ばしてお湯をためる感じです。
シャワーを飛ばす場合は、浴槽の中で体を洗います。
よく見る海外のお風呂シーンは、泡泡のお風呂ですよね?
で、ブラシで背中をゴシゴシやっている笑。
あの泡で体を洗っているんですね。
そして泡のついたままお風呂から上がって、身体を拭くかバスローブを着てしまいます。
それは人によると思いますが、私の知り合いのアメリカ人は、
「入道雲のような泡泡な風呂に入って、泡泡な状態で上がってバスローブを着る」
と言っていました。
「バスローブは兼タオルでもある」
とも。
日本のようにお湯をシェアしないので、もったいないと思いますよね。
でも、そもそも入浴は毎日しないとのこと。
今ではイギリスでは毎日シャワーをする人が増えたと思いますが、私が渡英した20年前の旦那の話では、数日風呂に入らない人がいても特におかしくない、そうで。
風呂に入るのは、体調が悪いときとか、病気のときだと。
「夏はどうするのよ?」
と質問したら、
「入らない人もいる。」
イギリスの夏は涼しい日が多いから・・・というのも理由なのかもしれません。
(参考:どうしてイギリス人は泡をすすがない?)
文化の違いかと
渡英する前に英会話教室に通っていたことがあります。
イギリス英語の学校だったので、先生もイギリス人。
90年代後半のことでしたが、そこで使っていたテキストに掲載されていた写真がなんとも70年代な雰囲気でした。
登場人物の服装とか、店に陳列してあった商品がレトロで笑。
その中の一節に「男女の電話での会話」シーンがありました。
男性が女性を誘います。
「今晩、一緒に映画を観ようよ」
「うーん、今日は観たい番組があるから」
「じゃあ明日は?」
「明日は友達と食事をする約束があるから」
「じゃあ水曜日は?」
「水曜日は髪の毛を洗う日だわ」
って笑。
髪の毛を洗う曜日があるんですね。
先生は「これは脈なしだよねー、アハハ」って笑っていましたが、私たち生徒は「いやいや、そこじゃないでしょう?」って、授業がストップしました。
「髪の毛を洗うのが断る理由になるんですか?」
「髪の毛を洗う曜日は決まっているんですか?」
と、大いに盛り上がりました。
また、先生は、
「シャワーをするのは朝の出かける前だ」
「朝はやっぱり爽やかに清潔に出かけたいよねー」
みたいに話していましたが、小うるさい私たち生徒は、
「ということは布団はあまり清潔じゃありませんよね?」
って突っ込んでました。
あー懐かしい笑。
そういえば、70年代のシットコム(コメディ)なんかを見ていると、個人経営の小さい店にやってきた女性客が、
「〇〇〇」のシャンプーを2つ、それから「△△△」を1つ試してみるわ」
と、1回使い切りのトラベルサイズのパックに入ったシャンプーを選んでいる、というシーンがありした。
ボトル入りのシャンプーを日常的に使っていなかったのかな?という印象を受けました。
おわりに
私の子どもたちは、毎晩シャワーをするか風呂に入ります。
日本人のような清潔感で育てちゃいました。
大学の寮に住む上の子は「自宅に帰ったらお風呂に入りたい」とよく言います。
で、久しぶりに帰ってきたら、その日は必ずお風呂です。
プレゼントには「バスボムか、お風呂関係の何かが欲しい」とよくリクエストしてきますし、日本で買ってきた温泉の元も大好きです。
(参考:子供が大喜び!イギリスLushのバスボム(パフォーマンス系?))
最近のアマゾンにはバスボムの種類がたくさんあるので嬉しいです。
カラフル、可愛い、美しい、ナチュラル・・・選び放題です。