ニューヨークの恋人(Kate and Leopold)ヒュー・ジャックマンの紳士ぶりを堪能!
2001年のアメリカのラブ・コメディ映画です。
メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、スチュアート・ベッサー、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤーが出演しています。
キュートなメグ・ライアンは見ていて飽きることがないのですが、この映画での見どころはレオポルドに扮するヒュー・ジャックマンの正統な紳士っぷりです。
現代のケイトと、レオポルドの言葉遣いの違いや、振る舞いの違いを楽しめます。
日本語吹き替えでもストーリーを十分に楽しむことができますが、ぜひとも字幕表示をしてメグ・ライアンやヒュー・ジャックマンの声を聴いてほしいです。
英語のリスニングとしてもおすすめです。
「ニューヨークの恋人(Kate and Leopold)」も、とても好きな映画で、繰り返し見ています。
「ニューヨークの恋人(Kate and Leopold)」あらすじ
1876年ニューヨークに生きていた「レオポルド公爵」は、厳格な叔父にいつも「(金持ちと)結婚するように」と促されています。
なぜなら、彼の家の経済状況が傾きつつあったからです。
しかしレオポルドが傾斜していたのはサイエンスであり、結婚についてほとんど考えていませんでした。
ある日、レオポルドは怪しい男を追いかけているうちに、現代のニューヨークにタイムスリップしてしまいます。
レオポルドが目を覚ますと、そこにはさっき追いかけていた怪しい男。
怪しい男はスチュワートといい、彼は、定期的に開く宇宙のポータルをふとした機械に見つけたといいます。
そして、そこを通って21世紀と19世紀を行ったり来たりしていたのです。
そしてレオポルドに次のポータルが開くまで外に出ないように告げて出かけた矢先、入院をすることに。
そこへスチュアートの元彼女であったケイトが私物を取りにやってきます。
ケイトは広告業で仕事をしているキャリアウーマン。
レオポルドを自身のマーケティングに起用して企画を成功させます。
ケイトは、周りの男性とは一線を画したレオポルドの凛とした振る舞いに惹かれていきます。
彼女だけでなく、おそらく、視聴している女性の多くがレオポルドの紳士っぷりに惚れると思います。
続編をしてほしいぐらいいつまでも見ていたいですねー。
例えば、公園でひったくりが起こったとき。
レオポルドは公園で待機していた観光用の馬にさっそうとまたがり、馬上からひったくり犯を捕まえてしまいます。
観光用の馬って、乗馬用ではないですよね。
でも、公爵なのでそのへんの心得はあるんですねー。
それからケイトに謝罪するための手紙を書くとき。
レオポルドの時代では羽ペンとインクで手紙をしたためていたのでしょう。
インテリアを飾っていた羽を1本拝借して、羽の先を起用にナイフで削り、インクを付けて手紙を書きます・・・。
彼が達筆であることは「お約束」。
あんなおしゃれな手紙をもらってみたいものです・・・。
また、ケイトのために食事を用意するとき。
シンプルだけどおいしい食事、テーブルクロス、バイオリンの演奏者と、ポイントを抑えるだけだけなのに、無機質な屋上がおしゃれなディナー会場になってしまいます。
そして極めつけは・・・ケイトの弟がガールフレンドとの関係で悩んでいるとき。
レオポルドは、19世紀の紳士のマナーで女性を扱うことを教えてくれます。
19世紀の紳士がみんなこんな感じであるわけはないでしょう。
でも、こんな紳士が周りにいたら・・・と夢見てしまいます。
二人の距離はどんどん縮んでいきますが、ケイトはレオポルドの素性を信じることができません。
彼が素性を明かしたくないのかとさえ疑ってしまいます。
Kate & Leopold [DVD] by Meg Ryan
私が観たのは海外版です。
日本語吹き替えでも十分に楽しめるストーリーですが、せっかくなので字幕表示板のDVDでヒュー・ジャックマンのお上品な発音を聞いてみてください。
英語のリスニングにもおすすめです。
英語字幕を表示すれば意味はほとんど分かると思います。