リープ・イヤー(Leap Year)エイミー・アダムス、マシュー・グッド

2023年4月20日

イギリスに在住しているせいか、イギリスの映画やドラマを見る機会がとても多いです。

その中でも「イギリス英語」と「アメリカ英語」が出会うようなシーンが登場する映画が好きです。
「ニューヨークの恋人」とか「フレンズ」のロスとエミリーの出会いとか「ホリディ」とか・・・。

この「リープ・イヤー(Leap Year)」もお気に入りの1つに加わりました。
(まあ、厳密にはアイルランド英語なのでしょうが・・・笑。)
エイミー・アダムス、マシュー・グッド、アダム・スコットが出演しています。

ボストンで不動産関係(内装の演出)で成功していたアナは、4年も付き合っていながらいまだにプロポーズをしてくれないジェレミーに不満を抱いていました。

うるう年であったその年、アナは出張でダブリンに飛んだジェレミーを追って、そこで彼にプロポーズをしようと決心しました。
「アイルランドの言い伝えで、うるう年の2月29日にプロポーズされた男性は断ってはいけないんだ。」
父から聞いた話に後押しされたのです。

しかしアイルランドに向かうフライトは悪天候に見舞われ、アナはダブリンから離れた「コーク」という土地へ飛ばされてしまいます。
そこからさらにダブリンとは反対岸の「ディングル(Dingle)」という町に到着します。

ディングルで確保した宿はオンボロ。電気のコンセントを入れただけでその地域の電気が飛んでしまうぐらい。
宿主のデクラン(マシュー・グッド)もかなりのリラックスムードです。

でも、アイルランドくんだりまでやって来たのはプロポーズのためです。
デクランのオンボロ車でダブリンまで連れて行ってもらうことになりました。

そこからロードムービーのように、道中にさまざまなハプニングが起こります。
都会からやってきたアナと、田舎町で宿屋を営むデクランは対照的です。
でもそこは映画ですから、二人の距離がどんどん縮まっていきます。

道中、アナはデクランには婚約者がいたこと、でもその婚約者はデクランの親友と一緒になってしまったことを知ります。
婚約者はいまだにデクランからの婚約指輪を持っており、それはデクランの母のものだったと聞いてアナは「ダブリンに行くんだから返してもらうべきよ」と提案します。

そして、ダブリンに着くころには、二人の心が通い合ったように見えましたが、そこで再登場するのがジェレミーです。
彼はアナにプロポーズをするのです。

「魔法にかけられて(Enchanted)」でもそうでしたが、エイミー・アダムスの可憐な立ち振る舞いを楽しめます。
マシュー・グッドもこれまでは笑わない役が多かったように記憶していますが、この映画では自然体の彼を堪能することができます。

リープ・イヤー (字幕版)

私が観たのは海外版のDVDです。
英語のリスニングをしたい人は、字幕があるものを選ぶと楽勝です。

Leap Year(イギリスのアマゾン)