イギリスで調達できる材料で味噌づくり
(2014年作成、我が家の味噌(天地がえしの直後です))
温かいお味噌汁って美味しいし、身も心も温まりますよね。
でも・・・、
「味噌はそんなに安くないので少しづつ使わないと・・・」
悲しいかな、イギリスに住んでいるとそんな風に思うようになってしまいます。
イギリスで購入できる味噌ってちょっと値段が高いですよね?
(日本と比べて、ということです。
日本からの送料が含まれるので、当然です。)
なので、味噌を自作することにしました。
意外と簡単だった手作りの味噌
味噌を購入するだけだった頃は、
「ああ、味噌がもうなくなるー」
「ああ、注文するの面倒くさいー」
と、ちびちび小出しに使っていました。
でも、
「なんで日本人なのに遠慮しながら味噌を使わないといけないんだ!」
↓ ↓ ↓
「味噌が山ほどあればいいのに」
↓ ↓ ↓
「自分で作れば使い放題だ」
↓ ↓ ↓
「じゃあ、イギリスで調達できる材料で作る?」
という具合に思いついて味噌作りを始めた次第ですが、これが意外と簡単でした。
・材料はイギリス内で調達できる
・たくさん作ることができる
・美味しい・・・!
のでかなりおすすめです。
味噌汁は飲み放題(笑)だし、味噌ラーメン、ちゃんちゃん焼き、魚の味噌漬け・・・等々、惜しげもなく味噌を使うことができます。
子どもたちも味噌が大好きです。
イギリスで味噌づくりの材料を調達
味噌づくりに必要なものは、
・大豆
・麹
・塩
これだけです。
大豆はスーパーでも売っていますし、Amazon.ukでもオーガニックものがたくさんあります。
麹は当初は、私が気に入って使っていた「マクロビオティック」のオンラインショップで購入していましたが、最近は、在庫がまちまちのようです。
オンラインなら以下で購入できます。
・麹(Amazon.uk)
・らいすわいん(https://www.ricewineshop.com/shop/)
・Japan Centre(https://www.japancentre.com/)
もしくは、日本に帰省したとき、
などを購入してスーツーケースに入れて持ってくるか、日本にいる知り合いに送ってもらうといいと思います。
また、頑張って「麹菌」を買って麹から作ってみるのもアリかと思います。
(温度が調節できるヨーグルトメーカーでできます)
麹を海外発送してくれる店舗
そうでなければ、麹を海外発送してくれる店舗を探してしまう方が早いかもしれません。
味噌づくりの手順
味噌づくりの手順は本当に簡単です。
1. 大豆を前の晩から水に浸しておく
2. 翌日、4時間ぐらい煮る(普通の鍋の場合)
3. 柔らかくなったら、マッシャーで潰す
4. 塩きりしておいた麹と大豆を混ぜる
5. 空気が入らないように容器やバッグに詰める
6. 塩をふってしっかり蓋をする
ざっくり書くと、こんな感じですが、本当にざっくりこれだけです。
あとは涼しいところに保管しておいたら7〜9ヶ月で出来上がりです。
初めて味噌を作ったときは、何を勘違いしたのか、水分の多いやわらかすぎる味噌に仕上がってしまいました。
味噌汁にしたのであまり気にならなかったのですが、翌年、リベンジで再挑戦したら大成功でした。
それからは、毎年、冬になると味噌を自作しています。
慣れてきたので、今年は大きめのタッパーを追加して、倍の量で仕込んでいます。
失敗しないコツは、
・容器や使用する道具を熱湯でしっかり殺菌する。
・すきまができないように大豆を容器に詰める。
・大豆を詰めたら、空気が入らないようにラップ等を使ってしっかり封をする。
・容器をラップでぐるぐる巻きにして空気が入らないようにする。
これだとうまくいきます。
ちなみに、殺菌するためにアルコールを使うことがあります。
我が家は、スコットランドに親戚がいるせいか、いつでもスコッチウイスキーが何本かあります。
私がたまに飲みますが、全く減らないので値段の安いものから(笑)順に殺菌に使っています。
おわりに
次回の里帰りでは、「味噌樽」を購入するつもりです。
(スーツケースに入るといいのですが・・・笑)
樽に味噌のバクテリアが住みつくので、美味しい味噌になるそうです。
大豆はいつも6パックを一度に購入しています。
たくさんゆでて冷凍しておくと、味噌だけでなくカレーや煮物に使えるので便利です。
(追記:この記事から数年経ちましたが、いまだに味噌樽は入手していません。
理由は、日本に行くと他のものでスーツケースがいっぱいになってしまうからです笑。
プラスチック容器で十分美味しい味噌ができてますので・・・)