イギリスで購入の安~い炊飯器でも美味しく炊ける!
ノンブランドのキャセロールでご飯を炊いていましたが、キャセロール自体がヘタってきたため、ストウブに買い換えました。
せっかく念願のストウブを手に入れたというのに、引っ越し先の調理台はIHで、ストウブの火加減がうまくいかない状態です。
一部が生煮えのような状態になったり、お米がふっくらつやつやしないのでとても食べられたものではありません。
もう少し研究すれば火加減の調節ができたでしょうが、実験するためにお米を無駄にしたくなかったので、ストウブはいったん脇に置くことにしました。
そこで夏に日本に帰省するとき、炊飯器を買って持ってくることにしました。
とはいっても、里帰りは4カ月も先です。
我が家は和食が多いので、その間、ご飯がないと調子が狂ってしまいます。
色々考えた末、アマゾンで間に合わせの安い炊飯器を購入することにしました。
イギリスアマゾンで入手した格安な炊飯器は・・・
私が購入したのはこれです。
今は30ポンドぐらいですが、私が見つけたときはちょうどセールで15ポンドぐらいでした笑。
もう少しお高い炊飯器なら炊き加減が違うのかもしれません。
でもどうせ数カ月しか使わないので、これで当座をしのぐことにしました。
届いたその日、さっそく使ってみることにしました。
炊飯器には、内釜に目盛が刻まれていて、お米カップとしゃもじが付属しており、そして説明書がついていました。
私は何を考えたのか、目盛もカップも説明書も無視して、いつもストウブで炊いていた分量で炊いてしまったのです。
ところが!
ところがです!
そのご飯はけっこう美味しく炊けてしまったのです!
安~い炊飯器で美味しく炊くには(コツ)
そういえば、イギリスで炊飯器を購入した日本人のお母さんたちが、
「こっちで買った炊飯器はパサつく」
とおっしゃていました。
でも、15ポンドそこそこで購入した炊飯器は、パサつきもせず、べたつきもせず、ふんわりといい感じで炊いてくれました。
水加減は「米:水イコール1:1」です。
お米を研ぐときには1番最初、2番目、3番目ぐらいの水をすぐに捨てます。
ざざーっと3,4回かき回したらすぐに、です。
こうすることで、ぬかの臭いがお米に吸収されてしまうのを防げます。
その後は、指先でざざっと混ぜるようにして研ぎます。
ギッチギチに押し付けてしまうと米が傷ついてしまうそうです。
そうしたら、等倍の水加減をして30分以上おいて吸水させます。
冬はもう少し長めにおいておきます。
炊き上がると「cook」から「warm」に切り替わります。
通常の蒸らし時間は10分ぐらいですが、「warm」に変わったらちょっと長めの「15~20分ぐらい」蒸らします。
これで美味しく炊けます。
こちらの炊飯器の「保温」機能はあまりあてにしない方がいいです。
日本製の炊飯器でも、保温状態にしておくと味がどんどん落ちてくるものです。
なので、蒸らしが終わったら、さっさとスイッチを切っておくのがおすすめです。
残ったご飯はラップに包んで冷蔵庫か冷凍庫行きです。
その方がごはんのおいしさが維持できるような気がします。
で、結局、日本に帰省した際には炊飯器を購入しませんでした。
イギリスで買った炊飯器で間に合ってしまっているからです笑。
玄米、発芽玄米もイギリスの炊飯器で
イギリスで購入できる日本食品で玄米を紹介しました。
この玄米もこの安い炊飯器で炊いています。
ちなみに炊き方です:
玄米は計量カップであらかじめ測っておきます(翌日に水加減をするため)。
玄米は洗った後、一晩水につけておきます。
途中、適当に水を取り替えます。
玄米が吸水したら、水加減を「玄米:水=1:1.5」にセットしてスイッチを入れます。
水が白米に比べて多いので、炊き上がるまでにちょっと時間がかかります。
蒸らし時間はやはり「15~20分ぐらい」にしています。
発芽玄米も同様に
発芽玄米も同じような要領で炊いています。
発芽玄米を作るのは簡単です。
上記の玄米を良く洗ってぬるま湯につけてフタをしておきます。
浸しておくのは24時間ぐらいです。
途中、ぬるま湯を取り替えてまたフタをします。
厳密に「いつでもぬるま湯の状態を保つ」というわけではありません。
気がついたら取替えれば大丈夫です。
途中、水になってしまっていても構いませんが、せめて1~2回はぬるま湯に替えた方がいいかもしれません。
時間がたったら、水を捨ててフタをして室温で放っておきます。
そうすると、翌日ぐらいに玄米からちょっと芽が出ているのが確認できるはずです。
この状態が「発芽玄米」です。
全体の半分以上から芽が出ていれば炊ける準備ができています。
(私は8割ぐらい発芽するまで待ちますが)
発芽玄米も「玄米:水=1:1.5」で水加減をして炊飯します。
蒸らしの時間も同様に15~20分ぐらいです。
玄米は、良く炊けるとご飯の表面に穴ぼこがあちこちにできますが、この炊飯器でもちゃんとできます。
玄米も前述の白米と同じく、保温機能など使わずに、残ったらさっさとラップに包んで冷蔵するなり冷凍するなりしています。
チャーハンにするとパラパラになるので玄米チャーハンにしたり、白米に混ぜたりしています。
おわりに
間に合わせの炊飯器でしたが、キャセロールで炊くのと違ってスイッチを入れたら放っておくだけなので簡単です。
しかも結構おいしく炊けてしまうので重宝しています。
日本で購入してスーツケースに詰める必要もない、変圧器もいらない、海外対応でもなくても大丈夫です。